整備工場のためのインターネット活用講座 – 2015年02月号(通巻588号)

ブログを集客窓口としたホームページ作り

前号で、ブログを活用して成功している整備工場を公開しました。「ブログを更新していれば集客することができる」ということでしたが、単にブログを更新していても集客することはできません。「お客さまから問い合わせが来る仕組み」が必要なのです。

お客さまから問い合わせが来る仕組みとは?

問い合わせの入る仕組みとは、お客さまから「問い合わせをもらうための流れを作ること」です。インターネットの便利な所は、一度仕組みができると24時間文句も言わずに働いてくれることです。そのためには、お客さまがあなたのお店に問い合わせをしてくれる「流れ」を作ることが必要になるのです。

整備工場が書くブログには目的があります。あなたのお店の「業務日誌」を書くことで、お店の日常を知ってもらうことが目的です。しかし、それだけでは業務日誌がインターネット上に公開されているだけに過ぎず、お客さまから問い合わせが入ることはありません。そこで必要なのが、「ホームページ」なのです。ブログであなたのお店の日常に興味を持った見込み客を集めて、その見込み客に対してHPでお店やあなた自身について詳しく知ってもらい、結果的に車検や点検などのサービスに申し込んでもらうのです。

その流れの無いままHPを構築してしまうと、「車検早割10%OFF!!」「ガラスコーティングサービス!!」など、売り込みばかりを行なうHPを作ってしまいがちです。これではお客さまから問い合わせをもらうことはできません。繁華街の呼び込みを想像してもらえればわかりますが、興味が無いのに売り込みされても、そのお店の商品を買おうとは思わないはずです。売り込みは、お店に入った人に対して行なうもので、まだお店に入っていない通りすがりの人に行なっても逆効果なのです。

インターネット集客に成功しているお店は、お客さまが問い合わせをしたくなる流れができています。ブログで工場の作業実例や業務の内容を公開してHPに誘導して、HPでは工場の紹介やあなた自身についての紹介だけを行ない、お客さまから相談を受ける窓口を作っておきます。たったこれだけで、お客さまから問い合わせが入る仕組みを手に入れることができるのです。

毎日整備の予約が入るブログを公開します

実際の成功事例をインターネット上に公開しますので、毎日修理の問い合わせが入っている整備工場のブログとHPの仕組みを学んでみてください。続きはインターネット上で解説します。

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