整備工場のためのインターネット活用講座 – 2014年10月号(通巻584号)

整備受注のできるHPを作るためには3つの要素が必要です。

  1. 「お店」営業方針ついて詳しくわかる、
  2. 「人物」理念や従業員の人となりが詳しくわかる、
  3. 「サービス」サービス内容について詳しくわかる、

 

整備工場が、整備を受注できるHPを作る為にはこれらの要素を必ず盛り込まなくてはなりません。なぜこのような「情報開示型」のHPが必要なのでしょうか?

あなたもテレビCMで「詳しくはWEBへ!」というコマーシャルを見た事があるかと思います。CMや雑誌などの様々な媒体で告知を行い、見込み客の興味を引いて、その後はHPで資料請求をしてもらったり商品を販売する戦略です。これを「クロスメディア戦略」と言いますが、同じ事をあなたのお店でも行うのです。

セールスとクロージングを分ける

インターネットで整備受注を取る為には、HPを読んだお客様が、あなたのお店に共感して実際に問合せや申し込みが行われなくてはなりません。この「クロージング」をインターネットに任せるのです。

一方、あなたが行わなければならないのが「セールス活動」です。セールス活動はチラシやダイレクトメールなどで「ホームページへお客を呼び込むまで」を担当します。

  • ホームページへお客を連れてくるまで=セールス
  • お店ついて理解して申し込むまで=クロージング

というように、あなたのお店のセールスステップを2つに分け、「クロージング」の作業はインターネットに任せましょう。するとどうなるか?あなたは「お客さんをホームページに誘導することだけ」を考えれば良くなるのです。しっかり情報開示ができたホームページを構築することで、あなたは「セールス」の部分だけを考えれば良くなるというわけです。

たとえば、チラシを撒いて「当店の魅力は○○!詳しくはHPへ!」というPRをすれば良いだけになるので、チラシやDMの構築コストや手間が劇的に下がります。名刺や封筒、ハガキなども集客するためのセールスツールに早変わりします。とにかく何をするのでも「詳しくはHPをご覧下さい!」という事だけ書けば良いので、チラシやDMなどの手間が無くなり、あとはHPに任せる事ができるようになるのです。

お客様をクロージングできるホームページを持つ事で「セールスとクロージングを分ける」というクロスメディア戦略が、あなたのお店でもできるのです。
実際に、インターネットで整備の集客を成功させているお店すべてが、お客さんをクロージングできるHPを持っています。優秀なホームページは24時間働く優秀な営業マンです。あなたの仕事は、その優秀な営業マンの前に「見込み客」を連れてくる事。見込み客さえ連れてくる事ができれば、あとは24時間働く優秀な営業マンが、あなたのお店やサービスについて説明してくれて、整備の申し込みを取ってくれるようになるのです。

ぜひ、売れるHPを構築して、このセールスとクロージングの仕組みを実践してみてください。

そのためのコストは1人の社員を雇うより断然安いはずです。

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