整備工場のためのクロスメディア戦略とは?

 クロスメディア戦略とは?
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各メディアを利用して、入り口から着地まで、導線をつくり訴求効果を高めるという戦略です。テレビコマーシャルで「続きはWEBで!」などユーザーにテレビCMで興味を持ってもらい、さらに詳しい情報をホームページで知ってもらって商品やサービスの訴求効果を高めるという手法です。
整備工場におけるクロスメディア戦略とは、外壁の看板からホームページにアクセスを集めたり、DMやチラシからホームページへアクセスしてもらったりする方法です。

なぜ、看板からWEBサイトを見てもらう必要があるのでしょうか?

初めての整備工場で整備を依頼するまでには、大きなハードルがいくつもあります。その内一番大きなハードルだと思われるものが、「お店の敷居の高さ」です。その敷居を下げるために、チラシやDMからホームページに来てもらうのです。
そのホームページをを見てもらうきっかけが、お店の看板やDMやチラシ、名刺のセールスキーワードだったりするわけです。ではどのようにしたらお客さんはHPに来てくれるのでしょうか?

 

たとえば「名刺」という販促ツールについ考えてみましょう。あなたのお店の名刺はどのようになっていますか?おそらくこんな感じの名刺ではないでしょうか。

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(株)せいび工場
 取締役 田中太郎
東京都東京1−1−1−
Tel:12-345-6786
e-mai:maill(@)mail.com
HP:http://digitalconvergence.jp/
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一見すると問題のない普通の名刺ですが、クロスメデイア戦略としては失格の名刺です。
もし、あなたのお店が「エンジンオイル交換をきっかけとして新規顧客を獲得する戦略」であるならば、名刺には「エンジンオイル交換を求めているお客が知りたい情報」を掲載しなければなりません。しかし、名刺の中ではスペースが限られている関係上、あなたの言いたいことのすべては伝えることができません。そこで、ホームページを活用するわけです。
自社のホームページに、あなたのお店が初めてのお客にオイル交換を格安で行っていることを記載しておきます。名刺や看板、DMでは、「ホームページを見ればオイル交換について詳しい情報が掲載してありますよ!」というメッセージを告知して、実際にお客がホームページを見ると、あなたのお店でオイル交換をしたくなるように誘導するというわけです。
例えば、

「HPにアクセスしてくれた方だけに、エンジンオイルをお得な価格で提供中!驚きの価格はWEBサイトをチェック!」

「HPをクリックしてくれた方だけに特別なサービスを用意!詳しくはWEBサイトへ!」

 

など、「ホームページを見てくれた方にはOOOなサービスを用意していますので、ぜひ見てください!そしてホームページの内容に共感して頂けたなら、ぜひ当店にオイル交換をしにご来店ください!」というメッセージを名刺で伝えなければならないのです。
この場合の名刺の役割はただ一つ。

「WEBサイトを見てもらうこと」

です。
単にホームページのアドレスを掲載しているだけの名刺と、具体的にお客さんに次の行動を促すための施策が行われている名刺とでは、そこからホームページを見に来てくれるアクセス数も全く違いますし、得られる結果も全く違ったものになります。良いホームページがあると、名刺をを作りかえるだけで、狙った効果を生み出すことができるようになるのです。
お店の外看板でも同様です。
チラシもそうです。
ダイレクトメールも同様です。
車検の案内はがきも同じですね。
「お客さんがホームページを見なければならない理由」を教えてあげる必要があるのです。これらの施策を行うだけで、ホームページへのアクセス数も違いますし、当然入庫につながるよういなるのです。

 

 

チラシやDMや名刺にはもらった人がホームページを見たくなるメッセージを付け加えてください。
優秀なホームページを持っていれば、あなたはとにかくお客さんがホームページに来店してくれるような販促活動だけを行えば良いのです。あとは、その「優秀なセールスマン」が、あなたが寝ている時にもセールスをしてくれるようになります。とても効率的な営業ができるようになるわけです。

 

 

 

あなたのお店の販促ツールは、お客さんが具体的に行動を起こすツールになっていますか?
あなたのお店のホームページは、お客にセールスできるホームページですか?

 

 

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