整備工場のためのインターネット活用講座 – 2015年03月号(通巻589号)

売上に結びつくホームページの共通項とは?

昨今、ホームページを開設している整備工場が増えています。しかし、多くの整備工場のホームページは集客に苦労しているのが現状です。私は整備工場のホームページのアドバイスやリニューアルを手がけていますが、集客に成功するホームページと失敗するホームページにはパターンがあります。集客につながるHPの作り方には色々なパターンがあるのですが、集客に結びつかないHPには、実は1つの決まった共通項があります。今回は、成果の出ないHPに共通するパターンについてお話しします。

あなたの顔が見えるかどうかが重要です

集客に結びつかないホームページには、決まった共通項があるのですが、それは、ホームページに「社員の顔が掲載されていないこと」です。あなたの会社のHPにはあなた自身の顔が大きく掲載してありますか?

成果の出ない整備工場のホームページには、会社概要のページに社長名が書かれているだけで、「社長や社員の顔が見えない」のです。ホームページを改良して社長や社員の顔が見えるように改良するだけで、お客が集まるホームページにすることができます。

 

顔が見えない2つの理由

インターネットでは、いかに「社長や社員の顔を出してお客さまに安心感を伝えるか?」が重要ですが、社長や従業員が顔を出して安心感を伝えるためには2つの方法があります。

ひとつは、社長や社員さん自らが書いたと思われる文章がホームページ上にあることです。こだわりやポリシー、地域の顧客に対する想いが「会社内から発信されているか?」です。お客さまは単に価格だけで整備工場を決めているわけではありません。飲食店に食の安全を求めるように、整備工場にも安全で安心な自動車整備を行なうことが求められています。それらを伝えるためには、つたない文章でも、社長や社員の整備に対する想いを自ら伝えなければならないのです。
ふたつめは、たくさんの顔写真を掲載することです。まじめに整備をしている写真や、一生懸命接客している写真、社員と笑っている楽しい写真を沢山掲載するようにしてください。普段見えない整備工場の内情を写真で知ってもらうのです。恥ずかしがることなく、工場の内部をさらけ出しましょう。

この2つを修正するだけで、お客さまから信頼されてお客様が集まるホームページにすることができるようになります。

 

顔の見えるホームページを公開します

実際に社長の顔を出しているホームページを公開します。顔を出すとはどのようなことをすれば良いのか?
実際に集客に成功しているホームページをチェックしてみてください。

コメントは受け付けていません。