整備工場のためのインターネット活用講座 – 2018年9月号(鈑金特別号)

鈑金工場こそインターネットを活用した直需を取る方法

なぜ、鈑金工場はインターネット集客に向いているの?」

漁師がお金持ちになる方法とは?

あなたは「漁師」がお金持ちになるためにはどうしたら良いと思いますか?今日は、漁師がお金持ちになる方法から、鈑金工場が取るべき集客方法について考えてみたいと思います。漁師がお金持ちになるためにはどんなことをやれば良いと思いますか?たとえばこんな方法が考えられるかもしれません。

・秘密の漁場を見つけてたくさん魚をとる。
・毎日出航して漁の回数を増やす
・朝から晩まで海に出る。
・青森県大間のマグロをとる。

こんな感じで、ちょっと考えてもいくつかの方法が思い浮かぶことでしょう。しかし、すでに漁師のみなさんは、これ以上の血の滲むような努力をしているはずです。これだけではとてもお金持ちになれそうにはありませんね。では、もし私が漁師だったら?どんな方法でお金を稼ぐでしょうか。もし私が漁師だったら答えは1つ。「獲った魚を直接消費者に販売」します。たったこれだけで、いままでと同じ労力で販売単価が上がり、収入は増えるはずです。実際、漁師がホームページを開設して水揚げされた魚を消費者に予約販売して成功している事例があるのです。このように、漁師がホームページで自分を表に出し、積極的に情報公開することで、漁協におろす「下請け」をしなくても、消費者に直接魚を販売することができるのです。

 

インターネットの本質は「中抜き」にあり!

「漁師→漁協→商社→販売店→消費者」という流通の仕組みを「漁師→インターネット→消費者」と低コストで直接つなぐことが出来るのが、インターネットの魅力であり、本質なのです。漁師は、漁協に安い価格で魚を下ろすしかありませんでしたが、インターネットを使うと高い価格で直接消費者に販売できるようになりました。インターネットの本質は「中抜き」にあるのです。

この流通構造ですが、板金工場にも当てはまると思いませんか?現在下請けをやっているあなたは、漁師と同じようにホームページで自分の情報を公開して、直接板金修理を受ける体制を整えれば良いのです。板金工場はインターネット集客に向いています。あなたがディーラーや自動車販売店の下請け作業で苦しんでいる、売り上げが減っているのであれば、下請け以外にユーザーから直接鈑金修理を請け負うことです。

 

鈑金工場が直接選ばれる時代

あるアンケートによると、クルマを傷つけたときや事故を起こした際、ユーザーは「買ったところに持っていく」と考えている人が多いと言われています。実は、車を傷つけた人のうち、11%しか板金専門工場に入庫しないのです。あなたは知っていましたか?キズの修理を考えている人の約6割が、ディーラーに持ち込むそうです。クルマを購入した販売店に鈑金工場が有るか無いかにかかわらず、クルマをブツケたときは「まずはクルマを買ったところに相談に行く」というのが、多くのお客さんの思考なのです。

だから私たちは、いつも元請け先に頭を下げ、レス率を同業者と競い合い、値下げ圧力に苦しめられながら、仕事を頂くことしか選択肢がありませんでした。ところが、いま、この流れが大きく変わろうとしています。それが、インターネットとスマートフォンなのです。

 

何かする際にまずはスマホで検索する時代

ユーザーが不幸にもクルマをブツけてしまった場合、傷心で自宅に帰り「週末はディーラーに修理に行こうかな・・」と考えた時、ソファやベッドの中で何とか安く直す方法は無いかと、スマートフォンで「調べる」時代になりました。このとき、あなたのお店のホームページが無いと、検索結果に表示されず、ライバルのホームページが表示されます。こうなると「あなたのお店は存在しないのと同じ」ということになってしまうのです。

イメージしてください。コンビニの駐車場で側面をブツけたユーザーは、傷心の気持ちで自宅に帰ります。「クルマブツけた・・週末はディーラーに相談に行こう。でも、クルマの傷って、どこかで安く直らないかな・・」と、思った瞬間に、手元に持っているスマホで検索するのです。そのときあなたなら何と検索しますか?

「東京 + キズ + 修理」ですか?
「東京 + 鈑金工場 + 安い」でしょうか?

この検索結果の上位にあなたの板金工場が表示されていたらどうなると思いますか?

これからは、あなた以外のどの鈑金修理工場もホームページに力を入れてくるでしょう。インターネットは先行者利益が働きます。地域のライバルより良いサイトを作り、先にスタートしてしまうことが大切です。鈑金修理は、地域性のある商売です。日本で一番凄いホームページでなくても、近隣のライバルに勝てるホームページと適切なWEBマーケテイングができるパートナーがいれば、地域のお客の総取りが出来てしまうのです。

ぜひ、スマートフォンに最適化された、見やすい、魅力ある板金集客専用のホームページ構築を考えてみてください。営業マンを1人入れるより断然低コストで、24時間働く営業マンを手に入れることが出来るようになるはずです。

 

コストと手間がかからず直需を狙えるのがホームページ集客

鈑金工場経営の安定化は、

・下請け先を増やす
・下請け先の入庫量を増やす
・個人客を増やす
・紹介を増やす

この4つの方法をそれぞれ頑張るしかありません。下請け先を増やしたり、下請け先からの入庫量を増やしたり、保険会社からの依頼を受けたりするのは、誰もが考えることであり、いまさら私に何か言われても、やれる人はすでにやっているでしょうし、やらない人はこの先も行動しないと思います。

しかし、ホームページを活用したインターネット集客だけは、やることをやれば、伸びる余地があるのです。ユーザーがクルマを傷つけたときや事故を起こした際「まずは買ったところに持っていく。」と考えている人がほとんどなのです。クルマを購入した販売店に鈑金工場が有るか無いかにかかわらず、クルマをブツケたときは「まずはクルマを買ったところに相談に行く」というのが、多くのお客さんの思考なのです。

鈑金修理を検討しているお客さんのうち、約11%しか鈑金工場に直接入庫していません。100台の鈑金修理があれば、11台しか鈑金修理専門店に持ち込まれません。残りの82台は、ディーラーなどに持ち込まれ、どこかの板金工場に下請けに出されます。この、残りの82台の人に、あなたの板金工場のことを知ってもらえるとしたら?下請け入庫と個人の入庫台数が入れ替わる可能性すらあるのです。そのためのキーワードが「ホームページからの直接集客」なのです。

 

魅力の伝わるホームページを作ろう!

もちろん、なんの努力もせずに簡単に個人客が集まってくるようになるわけではありません。あなたの工場の良さや人柄、あなたの鈑金修理にかける想いを、ホームページで伝える必要があります。そのホームページをインターネットの世界に公開したとき、地域のお客さんは、色々なホームページを見比べ、ブログしか無い鈑金工場や、Facebookしかない鈑金工場と比べて、あなたのところにお願いしてくれるようになるのです。

 

あなたに勇気の出る情報を教えます。インターネットによる鈑金集客は、実は後出しジャンケンでも勝てる要素があります。それが、ホームページの出来栄えなのです。あなたの今のホームページと比べて、ライバルのホームページと比べてどうですか?

https://kurupika.jp

 

もし、あなたの工場のホームページがこんな感じだったら、テンプレートで作った、使い回しのコンテンツを使った、ブログ型のホームページと比べて、あなたがお客だったらどちらに頼みますか?一般的にインターネットの世界では先行者が有利ですが、実は、鈑金修理工場のホームページは、ライバルより良いホームページを後から作ったほうが、勝ってしまうことがあります。。ぜひ良いホームページを構築して、後出しじゃんけんでエリアのお客さんを総取りしてください。

 

鈑金塗装工場のためのホームページ集客法
鈑金塗装工場がインターネットを活用して鈑金入庫を月10台増やした秘密を公開します。
http://digitalconvergence.jp/bp/

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