整備工場のためのインターネット活用講座 – 2018年8月号

スマートフォンでは地域一番店戦略が超有効

前号では、今やアクセスの8割を超えるスマートフォンをターゲットにホームページの構築を考えよう!ということをお伝えいたしました。そのスマートフォンからの集客には、成功法則があります。今日はスマホからの集客を考える際に必要な成功法則をお伝えします。

お客さんがスマホで整備工場を探す場合、「地域で安くて良い整備工場はないか?」という検索意図をもって「地域+整備工場」や「地域+車検 安い」などの検索キーワードを入力して、スマートフォンから検索を行ないます。この際、検索結果の上位には「検索連動型広告」の広告が表示されますが、スマホの場合、この検索結果の一番上(検索連動型広告の上位)がクリックされやすい傾向にあります。つまり、スマートフォンからの集客を考える場合は、地域を限定してスマートフォンに向けた広告を行い、検索結果の1番上に表示されるように、広告設定を行なうことが、重要となるのです。

 

広告費が高いのでは?

検索連動型広告は、ホームページを持っている会社なら誰でも出稿することができます。表示順位はオークション形式になっているため、ライバルが多いと競合して広告費が高騰する傾向にあり、採算ベースに乗らない業種も多いのですが、自動車整備工場の場合、地域を限定して広告するため、ライバルが限られ競争もそれほど多いわけではありません。傾向として、大都市圏はライバルが多く高くなりがちです。逆に地方都市やマイナーな地域ほどライバルが広告を出していないため、チャレンジすれば独占できることがあります。

あなたのスマホで実際に検索してみてください。もし、ライバルが広告を出していなかったり、広告をしている会社が限られる場合、今から着手しても十分広告効果が得られます。整備工場と言うのは誰もが参入できる事業ではありません。次々ライバル工場が現れるわけではなく、あなのまわりの整備工場が広告を出しているかどうかに左右されますので、ライバルより先に始めてインターネット上のシェアを取ってしまうことが大切です。

 

スマホページと広告戦略をセットで考える

スマホで見やすい自社ホームページを構築し、地域を限定したインターネット広告を行うことで、あなたの地域で整備工場を探してるお客さんにアプローチできるのがインターネット広告です。折り込みチラシなどの従来の販促物は、読者層と車検ユーザ層がマッチしませんが、スマホの広告はインターネットで安くて良い整備工場を探している人に確実にリーチします。インターネットを理解して適切な広告を打つことで、まだまだ地域から新しいユーザを取り込むことができるのです。

今やアクセスの多くを占めるスマホからの集客を図る場合は、地域1番戦術を取ることが重要です。ぜひあなたもスマートフォンに最適化されたホームページと地域を限定したインターネット広告を打つことを考えてみてください。ライバルがやっていなければ、あなたの会社だけがスマホからの集客を総取りできるのです。

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