整備工場のためのインターネット活用講座 – 2014年05月号(通巻578号)

いま、インターネットを活用して車検入庫や整備入庫を増やしている中古車販売店が増えています。一体どのような方法でインターネットを集客に活用しているのでしょうか?

せいび界読者のみなさまはじめまして。中古車店や整備工場の集客のお手伝いをしている、デジタル・コンバージェンスの関谷秋彦です。今日から「整備工場のためのインターネット活用講座」と題して、売上げ減少に悩む整備工場が、インターネットを活用して売上げを上げている方法を紹介します。

多くの実践例や具体的なノウハウや手法の中から、低予算で誰でもできる方法をお伝えいしていこうとおもいます。よろしくお願いいたします。

 

あなたのお店はインターネットで調べられている!?

「うちはホームページは必要ないかな」私のもとに相談にお越しになる中古車販売店・整備工場経営者のうち、少なくない方が、自分の整備工場にホームページは要らないと考えています。 では、逆にお客の方はどう考えているのでしょうか。お客さんの立場になって考えてみましょう。たとえば、あなたは歯が痛み、歯医者に行かなければならないとします。できれば良い医者に診てもらいたいと思うでしょう。どこの歯医者に行くか?おそらくインターネットで調べるとおもいます。その時に、「ホームページを持っていて医師のスキルや治療方針がよくわかる歯医者」と、「全く何も情報の無い歯医者」があるとして、あなたはどちら歯医者に行くでしょうか? 自分がお客の立場になった場合は、インターネットで調べ、最良の選択を行い行動することになるのですが、これが自分のお店の事になったとたん「お客の行動」を忘れてしまうのです。あなたが良い歯医者をインターネットで探したように、良い整備工場をインターネットで探しているお客はたくさんいるのです。

 

お客のためのホームページを作ろう

ホームページはバーチャル世界の店舗に相当します。ホームページが無い整備工場は、インターネット上で店舗が存在しないのと同じ。ホームページはお店にとって必要無いものでも、お客にとっては必要なものです。お店が要らないからという理由で作らないのではなく「お客のため」にホームページを作りましょう。この講座では、インターネット集客に成功している整備工場が、どのようにインターネットを活用しているのかということについて、実際に成功しているお店の事例を元に、どのようにインターネットを活用すれば良いのかについて毎回解説したいとおもいます。 インターネットの活用は、正しい方法で行えば必ず成果が出ます。ぜひあなたもインターネットを活用してライバルに差をつけて下さいね! 次回は、「どんなホームページを作れば良いのか?」について、何回かに分けて解説します。

コメントは受け付けていません。