整備工場のためのインターネット活用講座 – 2015年07月号(通巻593号)

【整備工場の差別化にはお金はかかりません】

前号で「整備工場は差別化を図るべきである」ということをお伝えしました。整備工場の差別化というと「特殊な整備を行なう」「価格を下げる」「最新設備を導入する」など、外観や技術に関する方向で差別化しようと考える方が多いのですが、差別化とは外観や技術的なことだけとは限りません。顧客に対するアプローチを変えることで、あなたの工場を差別化することができるのです。
その方法とは・・・「手紙」です。

 

 

【顧客にお手紙を出しましょう】

顧客に「手紙」を出しましょう。「ニュースレター」と呼ばれる手紙です。では、一体何を書くのか?ということですが「業務日記」と「お客様の声」です。

 

 

【日々の業務を公開するだけ】

業務日誌を手紙で公開するというのは、あなたが毎日どのような仕事をしているのか?入庫した車検をどのように整備しているのか?など「工場の毎日をお客様に公開する」ということです。

ニュースレターというと「車検整備の重要性」や「バッテリーの交換時期」など、メンテナンス内容などを書かなければならないと考えがちですが、お客様は「あなたの整備工場で日々どのようなことが行われているのか?」が気になるのです。
あなたの会社の日常をお知らせするだけで十分効果があります。

 

 

【お客様の声を集めましょう】

他には「お客様の声」を公開しましょう。

何かに困って来店したお客様が、整備工場のサービスによって問題が解決する。そういうお客様の「困った!」気持ちを解決する。そのようなお客様の声を掲載してください。お客様にお願いして写真を撮らせていただき、簡単なヒアリングを行なうだけで「お客様の声」は集まります。その「お客様の声」を、他の顧客に伝えるのです。

この2つの内容を記述した手紙を顧客に定期的に出す事で、あっという間にあなたのお店は他店と差別化を図る事ができるのです。しかもこの顧客に手紙を出すという活動は、ライバルに真似されることはありません。あなたのお店は、他店に気づかれないうちに顧客数を伸ばすことができるのです。

整備工場の様子を顧客に公開してください。それだけで、あなたのお店は差別化することができるようになるはずです。

整備工場を一気に差別化できる方法を公開します。続きはWEBで!
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